質屋でお金を借りる方法を紹介!金融機関との違いや選ぶ際の注意点を徹底解説
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- 5月23日
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更新日:6月10日

一般的に、お金を借りると聞くと金融機関からの融資やローンなどを思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし、実際にはそれ以外にも多くのお金を借りる方法があります。
その中で、手軽に融資を受けられる方法として質屋の利用が挙げられます。
では、具体的にどのような方法で質屋からお金を借りることができるのでしょうか?
本記事では、質屋においてお金を借りる方法や金融機関での融資との違い、そしてメリットや注意点について徹底解説します。
質入れを利用することで質屋でお金を借りることができる

質屋と聞くと、一般的には品物を買取してもらうことを思い浮かべます。
しかし、質屋では買取以外に質入れと呼ばれる方法でお金を借りることが可能です。
質入れは質預かりとも呼ばれており、質屋営業法に基づいて品物が担保となってお金を借りることができる仕組みがあります。
お金を借りるとなると信頼性が気になるものですが、質屋は管轄の公安委員会より「質屋営業許可証」を受理し営業を行っております。
質入れの仕組み
質入れでは、質草(しちもつ:品物)を質屋に持っていき査定を受けたのちに査定額を限度としてお金を借りることができます。
質屋に預ける品物のことを、専門用語で質草と呼ばれています。
質草はお金と引き換えに、質屋に担保として預けることで融資を受けることが可能です。
質屋から融資を受ける期限は原則3ヶ月に設定されており、お金を借りてから3ヶ月以内に元金と質料と呼ばれる利息を支払うことで、質草を返してもらえます。
逆に、3ヶ月後に返済できず、延長のための質料も支払えない場合は質草の所有権が質屋のものとなり、このことを質流れと呼びます。
質流れになると、質草が自分の手元に戻ってこない一方、借りたお金を返済する必要がなくなるのです。
以上から、質入れとはお金を工面したい場合でも、品物を売りたくないという人向けの資金調達方法となります。
質入れで得られる融資額
質入れで得られる融資額は、質入れする品物の価値によって大きく左右されます。
質屋では質入れ以外にも買取によってお金を得ることができますが、質入れの相場としては買取と比較して7割から8割程度です。
なぜ質入れの方が得られる金額が低いかと言えば、品物を預かっている間の管理コストや品物の価値が徐々に低下していくためです。
もし質入れで10万円の融資を受けたい場合、12万円程度で買取してもらえる品物を準備しましょう。
しかし、質入れを選択する場合は質料を見込んでおく必要があり、高額な融資を受けるほどトータルの利息の支払額が多くなるので注意してください。
質入れと銀行融資の4つの相違点

質入れと銀行から融資を受けることによる違いを簡単にまとめると、以下の違いがあります。
| 質入れ | 銀行融資 |
返済義務 | なし | あり |
信用となる対象 | 品物 | 人・社会 |
さらに質入れからみた場合の細かな相違点として、以下4点が挙げられます。
1. 信用調査が行われない
2. 品物が担保となる
3. 品物の価値で融資額が決定する
4. 品物を手放すことで返済義務がなくなる
各相違点について、詳しく見ていきましょう。
相違点①|信用調査が行われない
質入れ | 信用調査が行われず融資を受けられる |
銀行融資 | 信用調査が必ず行われる |
通常、融資を受ける際には信用調査と呼ばれる、信用状況や支払い能力を評価するための調査が実施されます。
与信調査とも呼ばれることがあり、与信限度額を決定したり融資した金額の回収不能リスクを回避したりするために実施されるのが一般的です。
しかし、質入れの場合は品物自体が担保となって融資を受けられます。
また、品物の価値の範囲内で融資額が決定する関係上、借りている人の信用調査が一切行われないのです。
相違点②|品物が担保となる
質入れ | 品物が担保となる |
銀行融資 | カードローンなどでは担保は不要 |
ローンなどで融資を受ける場合、お金を借りた側が債務を果たさない場合に債権者の損害を補うためのものが必要になる場合があります。
特に、住宅ローンなど高い金額の融資を受ける場合、担保は必須です。
質入れの場合、改めて担保を用意する必要はなく預けた品物自体が担保となります。
一方、銀行などで気軽に融資を受けられるカードローンなどでは、担保が不要で融資を受けられます。
相違点③|品物の価値で融資額が決定する
質入れ | 品物の価値で融資額が決まる |
銀行融資 | 収入状況などに応じて融資額が決まる |
質入れの場合、品物の価値によって融資額が決まる仕組みとなっています。
一方、銀行のカードローンでは収入状況などに応じて融資額が決定されるのが特徴です。
銀行のカードローンは、総量規制と呼ばれる年収の3分の1までしか融資を受けられない規制の対象外です。
しかし、審査が慎重になる傾向があり質入れのように即日融資を受けにくいデメリットがあります。
相違点④|品物を手放すことで返済義務がなくなる
質入れ | 品物を手放すことで返済義務がなくなる |
銀行融資 | 返済義務は免れない |
お金を借りる際には、必ず返済が必要となります。
銀行融資の場合は、必ず元本と利息分を返済しなければならず、支払えない場合は債務整理などの対応が必要です。
一方、質入れは品物を手放すことで返済義務がなくなり、その時点で契約が終了します。
カードローンのように返済遅れで信用履歴に傷が付かない点も大きな違いです。
銀行融資ではなく質入れを選ぶ際の4つの注意点

銀行融資ではなく質入れを選ぶことでメリットがある反面、以下4つのポイントに注意が必要です。
1. 利息が高くなる傾向にある
2. 融資額が低い場合が多い
3. 質屋に来店して手続する必要がある
4. 現金での返済が必要な場合が多い
各注意点について、詳しく見ていきましょう。
注意点①|利息が高くなる傾向にある
質入れの場合、質料として月利で1.5%程度、年利に換算した場合に18%程度の金利がかかります。
銀行のカードローンを利用する場合、金利は利用限度額や銀行により異なるものの、年利で1.5%から15.0%となります。
以上から、利息として比較した場合に質入れの方が多く負担しなければならないケースが多いです。
質入れでは、多くの場合返済期間を3ヶ月に設定しており、返済できない場合は質料だけを返済すれば延長可能です。
しかし、期間が長くなればなるほど多くの利息を負担しなければならなくなり、トータルとしてみた場合に不利になる場合があります。
注意点②|融資額が低い場合が多い
質入れは、預ける品物の価値によって融資額が決まる仕組みとなっている関係上、融資額が低くなることが多いです。
例えば、100万円の融資を受けたい場合は120万円相当の品物の準備が必要です。
質入れは、主に金やプラチナなどの貴金属やダイヤモンドなどの宝石類、ハイブランドのアイテムが対象となります。
一方、車など大型なものは質入れの対象外とされるケースが多く、価値が高い品物をみつけること自体が難しい場合が多いです。
銀行融資のように年収や返済能力によってまとまった融資を受けられることを考えると、融資額の低さはデメリットと言えます。
注意点③|質屋に来店して手続する必要がある
質入れの場合、必ず質屋に来店して対面の形で融資を受ける必要があります。
これは、質屋営業法によって対面取引が義務付けられているためです。
お金を借りたい場合、周囲にあまり知られたくないというケースも多いでしょう。
銀行のカードローンでは、すべてオンライン上でのやり取りだけで融資を受けられるため、必ず対面式で手続きしなければならない質入れに煩わしさを感じるケースが多いです。
注意点④|現金での返済が必要な場合が多い
質入れの場合、元本や質量の返済は現金払いのケースが多いです。
質屋によっては銀行振込に対応している場合があるものの、指定口座への振込対応が必要です。
一方、銀行のカードローンの場合は指定口座からの引き落としで返済できます。
以上から、質入れの場合は返済に手間がかかってしまう傾向にありデメリットと感じるポイントです。
質入れと銀行融資に向いている人の特徴

質入れと銀行融資では、それぞれが特徴が違うために向いている特徴が異なります。
ここでは、質入れと銀行融資それぞれに向いている人の特徴を紹介します。
質入れが向いている人の3つの特徴
即日で融資を受けたい人
大切な品物を手放すことなく融資を受けたい人
審査に落ちる可能性がある人
質入れの場合、査定を受けて納得して契約を結べば、その場で融資を受けることができるため、即日に融資を受けたい人向きの方法です。
また、思い入れのある大切な品物を手放さずに融資を受けたい場合にも、向いた方法となります。
さらに、銀行での融資を受ける際に受けなければならない審査がなく、カードローンの審査に落ちた人やブラックリストに載っている人にも向いています。
銀行融資が向いている人の3つの特徴
高額な融資を受けたい人
追加で融資を受けたい人
長期間の返済を見込んでいる人
銀行のカードローンなどを利用する場合、高額な融資が得られる場合が多いため、まとまった金額を入手したい人におすすめです。
また、限度額の範囲内であれば繰り返しお金を借りることができるため、追加で融資を受けたい人にも向いています。
さらに、返済期間は一般的に1年から8年の間で設定できるので、長期間にわたって返済していきたい人向きの方法です。
質入れのメリットを活かして融資を受けよう!

質屋でお金を借りる場合、質入れを利用することになります。
質入れは銀行から融資を受ける場合と異なり、品物が担保にすれば特別に審査などを受けずに利用可能です。
質入れならではのメリットも多いので、本記事で紹介した違いを理解しつつ質屋でお金を借りることを検討してみてはいかがでしょうか?
